このドキュメンタリーは、重症の化学物質過敏症の女性早苗さんと、その命をつなぎとめた林檎の話です。
国内で七十万人いるとされる化学物質過敏症、しかし多くの人は化学物質過敏症という病気の存在すら知りません。 2009年10月1日付けで、国は化学物質過敏症の病名を認め、健康保険で扱われるようにしました。しかしこの病気を診断できる医師もごく少数しかいないのが実情です。
化学物質に依存している我々の生活は、化学物質過敏症という病気と無縁ではないことを描いていきたいと思っています。
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